岐阜県建築士会青年委員会主催の建物見学会。
岐阜県立森林文化アカデミー校舎を見学させて頂きました。
設計は稲山正弘氏。
膨大な敷地に点々と建物が配置されており 設計趣旨もすばらしく共感できる。
県産材を多用し 建物としても学ぶところが多いですね。
格子は38条認定を受けているとか。
校内には小川も流れており 景観をうまく取り込んでします。
地元の唐松のデッキ。 定期的にメンテナンスをすているとの事ですが
雨掛かりは痛みが激しいですね。
膨大なデッキ。 この部分はさすがに手が回らなく 進入禁止になっています。
朽ち果てた 展望デッキ 。
デッキの浸食は 意外にも大引き天端が酷いようです。
勉強になりますね。
学内コテージ。 稼働率は高いそうです。
外部の木材は シルバーグレーに変化していますが、
ガラス内部の木材は、ほぼ新築当時のままだそうです。
ガラスによってUVカットされ、尚且つ雨にさらされない。
こんなに違うのですね。
森林率の高い 岐阜県ならではの施設でした。
建築基準法が改正され、今後木材の公共物利用が加速されます。
木材利用が増える事は岐阜県としてはとても良いことですね。