松井設計室事務所外壁は 焼杉の板張りです。
杉板の表面をバーナーで炙り。表面を炭化させ耐候性をアップする
昔から日本に伝わる技法です。
とてもいい感じのくたびれ具合で とても気に入っています。
自然素材の劣化の過程は本当に美しく大好きです。
現在外壁の多くを占めるサイディングや樹脂製品の劣化は 見れたもんじゃありませんね。
しかし、焼杉の炭化層は非常にもろく、植栽の葉っぱが長年こすれて、表面の炭化層がはがれてきました。
良い機会なので、修繕を行います。
表面の炭化層をワイヤーブラシで掻き落とします。
下地の杉肌が現われます。 うーん美しい!
オスモの営業太平さんが ちょうど遊びに来てくれて ”この状態がかっこいいですね。” とのご意見。
このまま クリアで仕上げることも頭をよぎるが、オスモのエボニーをすでに購入してしまったので、、、
エボニーを塗ります。
ウッドステイン等の外壁塗布の場合は、なるべく厚く塗ったほうが耐久性があがるように感じています。
今回は少々厚塗りで行きます。