2007年能登半島沖地震により多くの土蔵が被害を受けた。
元々、地震の少ない地域だったのでその被害とても大きなものでした。
当初から我々建築士会の仲間が関わっており、今日までの活動を紹介してもらいます。
石川県建築士会の表さん。
この活動の素晴らしいところは、市民が中心となり、土蔵を残していこうとの活動。
学生、市民を巻き込んだセミナーを開催し、土蔵をどのように修復していくか、
また、今後どのように活用していくか、を決定。
全国の左官、大工等技術者のへ技術研修の場としてのボランティアの招集。
材料費のみ家主に出していただき、後は費用は補助金、”土蔵へどうぞ”と銘うったファンドを設立。
一口3万円で 出資者には3万円相当の輪島の特産品を贈与するもの。
特産品は生産者から原価にて分けて頂き、差額がファンドの収入となります。
素晴らしいですね!
我々メンバーも刺激になりました。
修復した土蔵を見学。
学生さんがデザインした竈。
左官さんの技術が光ります。
輪島の町並み。
町屋らしく 美しいですね。
歴史のある建物。
上手に修復されています。
今後もこの街並みを大切にしてほしいですね。