本日は瓦葺組合さんから依頼の講演第3日目。
今回で私の講演はすべて終了です。
会場は岐阜市の県人材開発センター。
県内の各会場とも学科1日、実技2日の、合計3日の日程にて開催されます。
今回の岐阜会場のみ、学科講習が3日目だった為か、受講者の方は少しお疲れ気味のようでしたがとても熱心に講義を聞いていただけました。
講義終了後には、どの会場でも多くの質問が寄せられ、葺職人さんの熱意を強く感じました。
翌日には瓦葺技能検定が同会場で行われ、検定の様子を見学させていただきました。
瓦葺組合の松原青年部会長に会場を案内していただき、細かな技術や技能の解説、普段は触れることの少ない、昔ながらの工法等も解説をしていただきました。
瓦屋さん独特の工法、工具、めずらしい釘(抜け防止のSUSタッピング釘)等、私たち設計士でも知らないことが多い職能の世界に触れることができ、大変貴重な経験をさせていただきました。
若い葺士さんが技術を競う姿は見ていてとても気持ちが良いですね。