毎年節分の日に行われる 四鳥節分まつり“新内蝶の会”が今年も開催されました。
今年で46回目を迎える由緒ある会で日本の伝統芸能を身近で感ずることのできる会。
私は一昨年に続き2回目の参加。
一昨年は朝丘雪路さんの舞踊と人間国宝の新内仲三郎さんの共演。
初めて触れる芸能の緊張感と迫力に圧倒され、ただただ驚きの間に演目が終わったという感。その後の食事も人間国宝の新内仲三郎さん、奥様、NHKアナウンサー葛西聖司さんと同じテーブルとなり、極度の緊張で何を話して何を食べたのか全く覚えていません。
今年は人形師の辻村寿三郎さんと人間国宝の新内仲三郎さんとの共演で楽しみも膨らみます。
演目は
人間国宝新内仲三郎さんの弾き語り“広重八景”
続いては人形師辻村寿三郎さん、人間国宝新内仲三郎さんの共演で“葛の葉子別れの段”
人形に命を吹き込むという言葉があるように、人形は生きているように舞、表情を変え不思議な世界が広がり新内の三味線がここち良く心に響きます。
演目が終わり
鏡開き
節分の豆まきで福を呼び込みます。
豆をつまみながら枡酒を頂きます。
お食事
今日のお献立
温物
焼物
造り
蒸物
その後はお隣に座って頂けた人間国宝新内仲三郎さんとの話に夢中になり料理の撮影を忘れてしまいました。
福折
水菓子
普段触れることの少ない日本伝統芸能に触れる事ができ日本文化の繊細さ、素晴らしさを再発見し、建築の世界にもすばらしく共通するものである事を感じました。
芸能の事を分りやすくお話してくださった新内仲三郎さんに感謝です。